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マン島からの道 その2 やはり疲れてる。

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睡眠不足の頭でマン島に別れを告げた、

焚き火の男は不機嫌なようです。

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まずはマンチェスターにたどり着きます。

どれくらいの距離でしょうか。

多分、高松から伊丹くらいじゃないでしょうか。

 

さあ、さっそく。

 

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帰りは来た時と、同じ道筋を辿る。

航空会社も同じ。

ルートも同じ。

 

だが変わったものがある。

 

オレだ。

 

幾つもの「初」を経験し

今まで知らなかった事を、

数多く知った。

 

そして何より来た時と比べ、 

オレは格段に疲れている。

 

マン島滞在中は、

常にちょっとした興奮状態だった。

そのため気にもならなかったが。

 

蓄積した疲れというやつは、

緊張が緩んだとたんに一気に溢れ出す。 

さらには朝食をとっていないのだ。

ロリー不足でもうヘロヘロである。

 

オレ達を乗せた機は、

マンチェスター空港へ着陸した。

フライビー航空の雑な着陸も、もはや気にならない。

 

とにかく食べたい。

ぞんぶんに寝たい。

 

オレの肉体に宿る本能が、

切実な叫び声を上げている。

 

飛行機を降りターミナルに入ると、

中は超が付くほどの混雑ぶりだった。 

来た時と同様に、

ここからエミレーツ航空に乗り継いで、

ドバイへ向かう予定だ。

 

しかし、そのドバイ行きの出発まで4時間以上ある。

何はともあれ食事と仮眠だ。

 

オレは、ターミナル内にある、

バーガー・キングに入った。

ドリンクとポテトの付いた、

ハンバーガーのセットをオーダーした。

マン島マクドナルドで、

随分裏切られているので、過剰な期待はない。

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必要なものを体に取り込むだけだ。

 

出てきたセットを持って席を探す。

店内はほぼ満席。

その中で、何とか空いている席を見つけた。

それにしてもこの店は、

 

スゲェ汚い。

 

床には紙くずやら残飯の欠片やら、

いろんなものが散らかっているし、 

テーブルは拭いた形跡が全くないし、

ゴミ箱は溢れかえっているし。

 

そしてオレの横では、

幼稚園児くらいの子供が、

口のまわりと前掛けを、

ケチャップまみれにしてポテトを食っている。 

朝の食事をする環境としては 

最悪だ。

 

だがこの際、そんな事はどうでもいい。

オレは脇目もふらずに、ハンバーガーにかぶりついた。

 

その時、怒りにも似た感覚がオレを支配し、

咆哮のような声が出た。

 

あ"っ!?

 

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なんなんでしょう、「あ”っ」って。

 

睡眠不足、空腹、

帰り道、祭りのあと、

早朝、不潔と、

怒りンボさんになる理由は満載です。

しかも、マクドナルドと双璧の、

バーガーキングです。

 

自分が変わったとか、またご冗談を!

人間、そんなにたやすく変わりませんって!

 

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