CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

キルフェボンのリンゴは高橋さん作

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キルフェボンは有名ですよね。

www.quil-fait-bon.com

 

全国にお店がありますけど、

秋限定のリンゴタルトがあります。

美味しいですよね。

 

このリンゴ、種類を紅玉といいますが、

実は作っているリンゴ農家の人を、よく知っているのです。

高橋さんです。

ふとしたご縁で親しくさせていただいております。

 

あれは、もう十年以上昔の話になります。

信州に友人のお父様が住んでおられました。

その方もオートバイ乗りでしたが、

ご病気で乗れなくなっておりました。

 

その方の乗っておられた、

モト・グッツイというオートバイを、

私にぜひ乗ってほしいと言われたので、

これも何かの縁と思い、引き取ったんですね。

もともとは、クルーザーだったんですが、

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ライトチョップしたりして、乗っておりました。

今は、某二輪メーカーの研究員が乗っております。

 

その時に、その方のご近所さんである、

高橋さんをご紹介いただいたんです。

その高橋さんの農園、六識園はこちら。

 

中川村六識園 心の風景

 

当時、ちょうどリンゴの収穫時期だったので、

もう香りがすごいことになっているわけです。

ご自宅はそのリンゴ園の中にあり、

むせかえるような甘い香りです。

高橋さんも昔はオートバイ乗りだったらしく、

「やっぱ、ワッパ(オートバイの意)は最高だね!」

とか言っておられました。

リンゴを次々と木から取り、小指で器用にきれいに割り、

その場でたくさんいただきました。

 

あんな美味しい紅玉を食べたのは初めてです。

それから、毎年箱で購入させていただいております。

信州から届く箱の中には、赤より黒といった方が正確そうな、

深い紅色のリンゴと一緒に、リンゴの葉っぱが一枚入っています。

これが高橋さんの粋なところですねえ。

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リンゴの木というのは、

ワインの葡萄と同じで、古い木程よい実をつけるそうです。

しかし、ここも高橋さんご夫婦のお年を考えると、

多少今後が心配ではります。

高橋さんは、村会議員もやるほどパワフルな方なので、

まだまだ大丈夫だと思いますけれども。

 

毎年楽しみにしていたのに、ある年品薄に。

その理由がキルフェボンだったわけです。。

さすがどこで見つけたのか、やつらもリサーチしてんですね。

高橋さんの紅玉を使ってタルトを作って、

これが大当たり。

不作の年には、キルフェボン相手に争奪戦です。

 

しかしそこは、義理人情に厚い高橋さん。

ある年は、キルフェボンに購入量を我慢させました。

そんなことして大丈夫なんですか、と訊ねたんですね。

そしたら。

 

「直接買ってくれる人はさ、その人の喜ぶ顔が見えるだろ?

俺はそれが一番うれしいんだよね。銭よりもさ」

 

いやあ、激渋です。

 

素晴らしい!

 

「俺ももう年だし、商売も大事だけどよ、人とのつながりを大事にしてえんだよ」

 

ああ、もう最高!

 

同じこと、水道筋のミカさんも言ってましたねえ。

chuff.hatenablog.com

最後は、その人なんだよね!

 

リンゴは新鮮なうちに、生食やサラダで楽しんだ後、

新安で買ったリキュールで

chuff.hatenablog.com

最高のジャムを作ります。

今年はこの三種類。

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全くの素人の趣味なんですが、美味しいんですよね。

 

高橋さんの林檎を手に入れたい方は、

普通に買えると思いますよ。

紅玉は11月中旬くらいまでですけど、

ほかの種類ももちろんあります。

 

電話すると、高橋さんがとても丁寧に、

リンゴについて語ってくれます。

今年は豊作らしいので、

キルフェボンと取り合いしなくて大丈夫らしいです。

 

信州では、桜は5月の連休に咲くそうです。

同じ時期にリンゴの花も咲くらしく、

一度その頃においでと言われています。

まだ果たせていない約束ですけど、

いつの日か、桜とリンゴの花の下で、

ゆっくりお酒でも飲みながら、

いろいろお話を聞かせていただこうと思ってます。

 

本物の味を知るとね、もう戻れないんです。

それにね、やっぱり最後はその人そのもの、

つまりは人間性なんです。

 

あのリンゴの香りに包まれた中川村に、

再びお邪魔したいと思いますねえ。

手土産はどうしましょう。。

やはり、あれでしょうか!

chuff.hatenablog.com

 

このジャムを作るときは、灯油ストーブを使いますから、

私の冬を迎える儀式のようなものになりました。

 

(シンプルにしようと本物を求めると、やはりそこも底なし沼。だからクリック!)

 

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