CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

優越感の毒

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人間を最も蝕むものは「優越感」ではないでしょうか。

これねえ、ホント質が悪いんです。

なんでもそうですけど、

「感」ってのは危険な底なし沼ですよ。

 

では、深い沼の底へ、

ちょっとだけ入ってみましょうか。

 

深みへ入る方は、どうぞ。

 

 

私は「優越」もしくは「優越性」は、

いいものだというか、健康的だと思います。

なぜなら、そこははっきりしたものがあるからですね。

 

例えばスピードを競う世界であれば、

速いやつが偉いんです。

もうこれは、疑う余地ないです。

 

不敬な話の気もしますが、

仮にですよ、天皇陛下がボンネビルで、

最高速アタックしたとしましょう!

 

これですね。

ボンネビル・ソルトフラッツ - Wikipedia

 

こういうのに出てですよ、

「朕は最速なり」

と仰せられるとすれば、

最速でなきゃいけないわけです。

 

まあ、出るとなったら応援します!

ユタ州まで、日の丸担いでいきますよ!

臣民として当然です!

 

普通に考えたら、出ませんけどね。

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こんなボディーにですよ、菊の御紋が入っていると考えて下さい。

ハンドルを握るのが、陛下御自身。

こりゃ、痺れます。

エンジンはどこが作るのでしょう。

ニッサンは、ルノー傘下ですから却下です。

となれば、トヨタかホンダ。

大穴で、カワサキ

川崎重工業の屋台骨を賭けるでしょうなあ。

 

まあ、ないですけどね。

 

でもですよ、宮家がこっそりジムカーナをやっていて、

陛下のアコードが最速だとしましょう。

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陛下が、お豆腐を積んで練習したとして。。

それで、「フフン」とか思われてもねえ。

 

これは、優越感なわけです。

例えがちょっとヤバイですか?

それに、まあ宮家というのは、

我が国ではぶっちぎりの「明らかな格上」ですので、

それは「優越性」と呼んでもいいかもしれませんしね。

 

一方で「優越感」を持つのは、案外簡単です。

自分より下の人間を見つける、

もしくは「下を作り出す」をすればいいのですから。

イジメなんかも、この延長線上じゃないでしょうか。

そして、こいつはやたらと甘美なわけです。

 

時々いませんか?

明らかにひどい飼い方をしているのに、

ずっと犬を飼っている人とか。

あれも同じだと思いますね。

欲しいんでしょう、優越感を感じる何かが。

 

で、この「感」は、実体がないですから、

いくらでも欲しいわけです。

なぜなら、「感」は持続しません。

だって、そういう「感じ」でしかないわけです。

 

「カッコイイ感じになりたい」とか

「頭の良さそうな感じの服で」とか

 

まあ、なんとも切ないわけです。

でも、多分、ずっとそうなわけです。

 

「モテそうな感じ」とか

「イケてる感じ」とか

「色っぽいセクシーな感じ」とか

 

なんとも危険思想だと、

言ってもいいくらいじゃないですね。

上を目指すのはいいけれど、

上を目指してる感じでいたい、ってのは辛い話ですわ。

 

毒ですね、それは。

 

(なんか怖い話だけど、よくある話なのかもしれないよね。さあ、自分は違うぞ!とクリック!)

 

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