まあ、言うまでもないと思うんですが、
今回は大人の部屋だと思います。
別にエロいとかグロいとかじゃないんですけどね。
まあ、興味のある方だけどうぞ。
冷静に考えてみれば、変な言葉であるよね。
「変態」ってのは。
調べてみた所、どうも大正時代の女子学生のスラングらしいんですよ。
まあ、大正ってのは、よほど余裕ブッコミな女学生がいたようですなあ。
井上章一何かの本を読んでますと、びっくりし続けますからね。
これとかね。
でもね、変態なるものが成立するには、正常な性癖があるわけですよ。
でもね、正常の反意語は「異常」ですからね。
決して変態ではありません。
私思うんですが、ここ20年くらいでしょうか、
自称変態の方々が増えたように思うんですよ。
「わたし〜、二の腕フェチでぇ〜」
とか。
「ハイヒールで踏まれたい!むしろご褒美です!」
とか。
大正時代の、有閑クラスの女学生ならまだしも、
今の時代、そんなことで自称されてもねえ。
そもそも、恥ずかしいことなんですからね。
大体の人が想像できる「変態」な世界って、
コンビニの「成人向け図書欄」で揃いませんか?
あの狭い空間で、メジャーな「変態」が揃ってしまう。
でも、メジャーな「変態」って、日本語的におかしくないですか?
そう考えると、
「〜というのは、変態であって、その性癖を持つと、ちょっとレアかもしれない」
って、どこかで学習したんだと思うんです。
それを、自分のオリジナルだと思ってるから、底が浅い。
ペドやショタだって、多くの場合はそんなもんです。
まあ、こじらせて習慣化してしまっただけの人が多いんじゃないでしょうか。
SとかMとか、言い出すと、もうすでに普通の言葉ですもんね。
ヘルムート・ニュートンの写真集なんか、
もうずっと頑張りすぎて、「イタい」を通り越して「切ない」ですからね。

罪(immorale)―石田えり写真集 (FRIDAY DELUXE)
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これなんか、93年当時で、
すでにアイタタタ、でしたからね。
そう、考えるとですね、非変態とはなんなのでしょう?
語源から考えると、大正の甘っちょろい女学生の考える「ノーマル」は何か?となるわけです。
そんなこと、知らんがな。。
まあ、これが妥当でしょうね。
となると、「変態」って言葉も、実は誰も知らないってことになります。
うーむ。。
まあ、よく考えれば、「ノーマル」ってのも、相当怪しい言葉ですからね。
だって、あなたの行ってる「それ」は、ノーマルって自信あります?
私は。。
ないですね!
ジョン・レノンによると、こうなります。
僕と同じ特殊な性癖を持つ普通の人さ。
特殊と普通が絡んでくると、もう分かりませんよね。
(今一度考えてみよう!ノーマルって何?変態って何? そこでクリック!)