CHUFF!! チャフで行こうよ。

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オートバイへの道 免許取得体験記 その11

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男、昼寝から覚めたら、突然オートバイに乗りたくなった。

 

彼の名は「青陽舎」さん。

略して青さん。

 

好むと好まざるとにかかわらず、

ってことは何事にもあります。

 

ではどうぞ!

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今回は「ATの特性」の教習です。

ひらたく言えば、スクーターです。

 

シルバーウィング(ホンダの400ccスクーター)がCB400と並ぶと、

あれだけ大きいと思っていた車体が小さく見えるんです。

奥に並んでいたCB750と比べても遜色ないほどの存在感です。

 

でも、スクーターですよ。ただのね。

 

なめてたわけです。

ところが、ギアチェンジがないから楽だなんて、

ちょっと思っていた自分を叱り飛ばしたいです。

ビッグスクーターは、何しろ曲がらない。

何しろふらつく。加速もそれなり。

 

ビッグスクーターはちょっと無いです。

選択肢から外れました。

CBは上達を実感できるんですが、

ビッグスクーターは別の乗り物だと思います。

タイヤが二個の軽自動車ですね。

 

第一段階終了検定直前の教習は、検定コースを走りながら、

エンストの心配をしないで覚えよう、という趣旨だったようです。

あまり路上でやっている人を見かけないような所作で確認をし、

狭い教習コースで忙しく方向指示器を動かす。

ついでに、車線変更も。

直線が短いバイク専用コースで、方向指示器、

ミラーでの後方確認、車線変更というのは大変です。

しかも、向かう先は「見通しの悪い交差点」で、

低速で前傾姿勢を取りながら確認をしつつ合流をする。

 

文字にすると、すでに曲芸。。。


スクーターなのでエンストの心配は無いですが、

検定はエンストする車体でやるわけです。

こいつぁ困ったことになりました。

冷や汗や脂汗や、さまざまな汗をかきつつ

コースを覚えておりました。

 

教官もあんまりビッグスクーターに興味が無いようす。

スクーターの痛み具合からも、まさにそのようで。。

 

お陰でコースは覚えました。

不安は根性でねじ伏せるとして、

確認と方向指示でやらかす確率が低くないかもしれません。

ミラー・後方確認。左右確認。方向指示器のタイミング。

イメージトレーニング有るのみですねぇ。。

予定をいろいろ工夫したんですが、検定は一週間後。

ちょっと間が空きますが仕方ない。

 

大人は忙しいのです。

 

ほんとうに嫌ですね、検定って。

予約が確定した瞬間から、

胃が鉛になったような気がしてきます。

憂鬱な一週間を過ごすぐらいなら、

抜き打ちで今日やってくれたほうが…

いや、そうでもないですね。覚悟を決める時間は欲しいです。

それにしても、ビッグスクーターってどうやって乗るんでしょう?

 

教官が

「正直、ぼくもあんまり得意じゃないですね」

とか言うし。

決して気軽な乗り物ではないと思いましたね、ビッグスクーター

重すぎて、曲がらない止まらない低速でふらつく。

普通の人は苦もなく乗れているんでしょうか。

 

あと、バイクに乗っている、という感じが弱い気がしますね。

せっかくバイクに乗るんだから、

車輪が見えないと風情に欠ける気がします。

 

いつも通り原付に乗って、いつもの道を帰るんですが、

風景が不思議とモノトーンです。

 

気が重いと見える景色も色を失うんですね。


久しぶりに思い出しました。

試験、テストの前はこんな気分になっていたなぁ、私は。

でもね、それなりに出来ているような気はするんですよ。

終わってみたら、なんということもなかったな、と思うかもしれません。

やるしか無いならやるだけだ。

この結論に至るまでの数日間、

不安に身悶えることになるアラフォー教習生でした。


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わたしもねえ、あれ好きじゃないんですよ。

どう肯定的に見ようとしても、

ちょっと無理がある。

 

まあ、そんなこともありますよ。

 

つづきます。

 

 

ビッグスクーター乗ってるからムカついた人!その怒りでクリック!)

 

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