男、40歳を前にして、昼寝から覚めたらオートバイに乗りたくなった。
彼の名は、「青陽舎」さん。
略して、青さん。
全くゼロから始まったオートバイへの道。
今回は、「雨の教習」です。
あれ、怖いんですよね。
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今回の教習は雨。
原付で濡れていくのも嫌だったので、
車で教習所へ向かいました。
駐車場はガラガラです。
考えてみると当たり前の話ですね。
あそこに用がある人は、
車の免許を持っていない人のほうが多い。
二輪校舎に行くと、雨合羽の貸出の説明がありました。
別にどれを着ても変わらんだろう、とその辺のものを着て準備終了。
結果的には、これ大間違いです!
行く人は、きちんとチェックしましょう!
雨はシトシト降っていました。
コースを走るのはたった三台。
流石に少ないですね。実に気分がいいです。
雨の不安より、無免許のバイクが少ない
ことがうれしいのです。
教官の説明を聞いていると、どうやら私が今回イケテル生徒のようです。
最初に呼ばれて
「バランスコース2を走ってください。
私が指示するまで、同じコースを走り続けてください」
雨の中、スラロームから始まる前回のコースを走ります。
一周目は緊張もあり、ややふらつくところもありました。
流石に慣れてきているのでしょう、スムーズです。
つま先に意識を集中し、小指で握る。
不思議なほど集中でき、スラロームもそれなりにこなせるようになりました。
一本橋も10秒を超える辺りで安定。
50分乗っていて、ストップがかかったのは二回。
他の二人はなんじゃかんじゃと、教官殿は指導されておりました。
私は本当に、延々とバランスコース2を走っていただけでした。
それはそれで、なんとなくさびしい気持ちは拭えません。
私だけ知らんぷりされていたわけでもないようです。
一本橋を通過するごとに、私もチェックされていたらしいのです。
実際、乗っていて不安なところがあまりなかったのは事実。
ひょっとして上達しているのか…?
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いいですねえ、この思い込み大事です。
人間の精神のありようは、実は大いなる思い込みの場合が殆どです。
イケテル
ヤレテル
イケルカモ
ヤレルナコレ
どうです。スバラシイじゃありませんか!
教官が指導しない場合は、実は上手くいっているんですが、
なんとなくさみしいんですよね。
ボクヲワスレナイデ、という感じがありましたね。
青さんの原稿の進み具合によりますが、
週二回くらいで連載します。
次回の予定は、月曜日辺りです。
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