いよいよ、金のうなるドバイから出ます。
もう、その先はイギリス!
ヨーロッパを一またぎにし、
焚き火の男、一気にマンチェスターに飛びます。
しかし、機内では新たな試練が。。
待望のシリーズ(?)続編です!
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空の上、再び
搭乗ゲートが見えてきた。
あれが二つ目の扉だ。
なに、軽いもんだぜ。ふふ。
手続きを終え、再び飛行機に乗り込む。
慣れたものだ。
機はやはりエミレーツ航空。
ドバイ空港発なので当然と言えば当然。
外から見ると、機体はやはり
クソがつくほどにデカい。
しかし・・・
オレの座るエコノミーの座席は狭い。
機体はゆっくりと動き出した。
成田の時と違い、
今回は外の様子がよく見える。
長い徐行のあと離陸へ向けて
機体は一気に加速を始めた。
景色の流れが見えるせいだろうか、
成田の時よりずいぶんと速く感じる。
機首が上がり機体が上昇していくのがモロにわかる。
おおっ…おっ、おっ・・・おおっ!
自分の口から変な声が漏れているのを自覚した。
世の中には見える恐怖と見えない恐怖がある。
オレにとって飛行機の離陸というのは、
見えてない方がいいのかもしれない。
さてここからマンチェスターまで7時間。
今回は昼間のフライトである。
寝ている間に着くという感じではない。
そもそも昨夜、寝れなかった原因は、
座席の狭さにある。
まったく同じ環境で眠れるはずもない。
だが理由はそれだけではない。
この機がマンチェスターに到着した時、
もうマン島は目と鼻の先。
またドキドキである。
眠れるわけもなかろう。。
そこに考えが至った時、体が軽く震え鳥肌が立った。
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おや、どうしたんでしょう?
鳥肌、分かるような気もします。
なにせ、マン島ですからね。
オートバイに詳しくない方に説明するのは難しいですね。
なんだろう、これ。
ああ、あれだ。
「春の園遊会」に招かれたとします。
朝、あなたを迎えにハイヤーが来ます。
その時のあなた、でしょうか。
いや、違うか。。
まあ、それくらいには、名誉な事なんですよ、マン島に行くってことは。
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