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マン島への道 ドバイ編 その1

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大河ドラマとはいえ、物語は進んでゆくのです。

ついに、飛行機は動き始めます。

 

小さな湧き水が、流れとなって、川になってゆきます。

大河ドラマも、流れ始めました。

 

とはいっても、正直、「流れる」よりは「つたう」って感じではありますが。

 

もう、題名も変えました。。

これはすでに、「道」なのです。。

 

ではいってみましょう。

 

 

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  そして空の上

 

ずいぶんと長い時間、徐行している。

成田の滑走路はそんなに広いのか。

そんなことをぼんやり考えていた時、

唐突にジェットエンジンが唸りをあげ、機体は加速を始めた。

 

いよいよ離陸である。

それにしても・・・

 

ジャンボ機の加速ってこの程度なの?

 

バイクの加速に慣れているせいか、

想像していたよりも、ずいぶんとやんわりしている。

いや、バイクのそれと比較してはいけない。

あの巨体がこれだけの加速をしているのだ。

初速は鈍くとも離陸時の速度は相当なものだろう。

 

 

もし、そうでなければ、機長の

 

メーデーメーデー

 

の一言とともに、オレはナショジオの番組の生贄になるのだ。

 

オレの席は通路側、でしかも夜であるため、

外の様子はほとんどわからない。

それでも機体が徐々に持ち上がっていくのがわかる。

次の瞬間、タイヤの接地感が消えた。

これは、オフロードバイクで、ジャンプしたあの感じだ。

 

だが、くそデカい両翼を持つジャンボ機は

これ以上ない安定感。

さすが、金のなる油を、たんまりと持っている国の航空会社だ。

 

 

オレにとって初めての空の旅。

 

初めて飛行機に乗るオレに対して

「乗るときちゃんと靴脱いで下駄箱へ入れとけよ」とか

「離陸の時、鬼のような加速するから気ぃ失うなよ」とか

色々と吹き込んでくれた、親切な仲間たちを思い出す。

 

 

ンなわけあるかい!

と返しながらも

ほんのちょっとだけ

 

真に受けていたのも確かである。

 

なんせ初だもの。

 

だが、いざ飛び立ってしまえば、実にあっけないものだった。

 

 

まぁドキドキはしたのだけれども。

 

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多分、まだ、日本の領空を出ていませんよね。

豊臣秀吉の一生をテーマにした大河ドラマであれば、

木下藤吉郎になっているかいないか。。。

 

わらじを温めているところまでも来ていない気がします。。。

 

マン島は、本当に遠い。。

 

                   (つづく)

 

 

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