修行と思って、お題スロットいっときます。
もうね、私は何人にこの映画を
「無理矢理に観させた」ことでしょう。
その映画とは
前半はね、ちょっと観づらいというかね。
70年前後のフランス映画にありがちな、
よく言えば詩的、
悪く言えばダルい、
そんな感じなのですが。。
美しきジョアンナ・シムカス演じるレティシアが、ユダヤ人であったという設定に、
大人になってから気づいたわけです。
1967年の映画ですから、戦争から20年ちょっとしか経っていません。
多くの人が生々しく知っているわけです。
この、ユダヤ人に対する、ヨーロッパ人独特の感覚は、
別の機会にお話するとして、
日本人には、全く分からないタイプの情熱ではあります。
(これ言い出すと、長くなります)
まあ、それはともかくとしてですね。
ひたすらアラン・ドロンがカッコイイ。
男前なだけじゃないか?とか言っちゃダメです。
どんだけ男前だと思ってんっすか?
美形ってのは、こういう人に与えられる称号ですよ。
で、そのアランドロンが、友だちのオッサンに競り負けるんですわ。。。
競り負けるアラン・ドロンって、この映画くらいしかないんじゃないでしょうか。
そして、最後のセリフ。
嘘が善である場合もある、いい例だと思いますよ。
あっ、リュック・ベッソンのグランブルー、あれの元ネタでもあります。
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