そりゃそうだ。
確かにごもっとも。
こんな女性をそのままにしておくのは、
イタリア人としては恥なのだ。
みればみるほど、納得である。。。
「確かにそうだ。彼女を孤独にさせるのは、イタリア男の恥になるな!」
「おお、やっと分かってくれたか!彼女を口説くのは俺は義務とさえ思うぞ!」
なんでしょうねえ、このあっけらかんとしたスケベ心。
「じゃあ、マレーナの方がリアルなのか?」
「いや、アレも嘘だな」
「なぜ?」
「モニカ・ベルッチも、結局旦那一筋だもん」
「嘘か?」
「嘘だ!」
「じゃあ、本当っぽいというか、イタリア男ぽい話はどの映画だ?」
「うーん、そうだな、あれだあれ、三部作でソフィアとマッチェロの」
「昨日・今日・明日か?」
「そう、それだ!あれはかなりリアルだな」
「俺の友達に、アントニーオという奴がいるんだが、そいつは美人しか口説かない変わった奴だ。礼儀を知らないとも言える」
「面食いなのか?」
「まあそうだな。最低だろう?美人であろうがなかろうが、褒め倒す、口説き倒す、失敗してもだ。それが礼儀であり、誇りだ」
「じゃあ、美人なら?」
「分かりきったことを訊くなよ!人生を賭けるに決まってるじゃないか!カヴァリエール(騎士)の名の下に!」
「えっ、マルコってカヴァリエールだったの!?」
「やだなあ、イタリア人男は、みんなそう言うんだよ。女の子に受けるからね!」
ですって。
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