ロコの旅 その1 青さんのオートバイへの道
梅雨は、晴れたら乗る。
そのスタイルを維持している青さん。
時間ができたら乗る、ってのは
いつまでも乗れません。
作って乗るわけですね。
今回青さんは、地元を見つめ直します。
オートバイを通して見た地元は、
どんな風景だったのでしょう。
ではさっそく!
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先週金曜日が晴れました。
グッドです。
どこかに行かねばなりません。
だって、ほら、
ぼくライダーだから。
さほど遠くまでは行けそうもないので、
そこら辺りをぶらっと走りたいと思います。
んー…よし、とりあえず、
西彼杵半島を北上しよう。
混んでいないことがこの際一番大事だ。
となると、外海を走る国道202。
寂れてますから。
なんとなく腹が決まったので、
とりあえず外海を目指します。
そんなこんなで黒崎。
ここからでもね、見えるらしいんですよ、軍艦島。
今地図を見て確認してみると、、
うーん…見えないことはないかもしれないですが、
距離的にも角度的にも、
軍艦には見えないと思うんですね。
いこうぜ、野母崎。
ここならばっちり軍艦ですよ。
軍艦島を売りにできるのは、
国道202ではなく499だと思うんですよ。
この辺なら、やっぱり遠藤周作です。
世評に騙されてはいけません。
皆さんは、生ける廃墟「池島」をご存じないのです。
今も人が住んでいるのです。
でも、島の9割は廃墟です。
つまり生きている軍艦島なんですね。
こんな感じですね。
こちらのサイトより、お写真をお借りします。
島中ネコだらけでもあるそうです。
ここはね、そのうちレポートすると思います。
面白そうですよ。
観光資源の活用について考えている間も
どんどん進んで道の駅夕陽が丘そとめ。が見えてきました。
車はそれなりでしたが、バイクが多い。
ああ、止しておこう。
私はあくまで孤狼を貫きますよ。
でも、もう少し上手くなったら交ざりますよ。
こういうのが大人であります
近くに遠藤周作文学館があります。
「沈黙」の舞台となったのが、この辺。
外海地区です。
彼は作品の中で「底なし沼」だと書きましたが、
世界中でキリスト教が布教された地域が
もれなく植民地になっていることを考えると、
やっぱり禁教が正解だったな、
としか言いようがないと思うんですよ。
そんな事を考えながら走っていると
「→沈黙の碑」
のカンバンを発見。
目的地をもたずに
走っている身としては、
ぜひとも寄りたい。
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へえ、池島。
初めて知りました。
それに人が住んでいるってのは、
驚きですねえ。
この炭鉱、21世紀初頭まで
可動してたんですね。
石炭の採掘って、日本ではとっくに
終わってたと思いこんでました。
なるほどねえ。
(やはり、思い込みは良くないですね。池島、覚えておきます、でクリック!)