CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

思い出のマシンたち ホンダZ360

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私、車には実に興味がなかったんです。

屋根があればいいし、ちゃんと走れば、

それで十分でした。

バイクへの情熱とは、えらい違いでしたね。

 今回取り上げるホンダZにしてもそうです。

たまたま、手元に来ることに

なったんです。

初めての車所有でしたね。

麻雀の勝った分の「カタ」として。

 

 

私、基本的には博打はしません。

多分、好きなんですよね。

身を滅ぼすくらいに。

ですので、しません。

 

でも若いときは、まあそこそこ。

麻雀も軽くはやりました。

まあ、やり込むほどでもなく。

 

ある日勝ったんですね。

二万円くらい。

その夜は雨が降っていて、

負けたやつののカタに乗って帰って、

それっきり私の車になりました。

 

後ろ姿から、「水中メガネ」

とも呼ばれた、この車。

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今でこそ、マニアの世界ですが、

1980年代終盤の当時はと言うと、

マニアが買う、二束三文の世界です。

 

当時は、マニアが、マニアックなものを

二束三文で買えたんですね。

これを、大学三年の冬に手に入れ、

2年くらいは乗ってましたよ。

案外楽しかったですよ。

 

実は、ヒール&トゥの

し易いペダル配置。

元値がタダなので、

いろいろ深刻になりません。

 

ある夜、足元のフロアが抜け落ち、

そこから雨が入ってきたりしましたね。

その修理方法を思いついたんです。

とんでもなくいい加減な、やり方で。

 

仲間でガムを大量に噛み、

そのカスを冷やして固くして、

それで穴を塞いで、

ペンキ塗っておしまいという、

実に、アフリカンな修理方法。

自分でも、その時の自分を、

殴ってやりたいですね!

 

実は、この車。

案外室内空間が広いんです。

この中にスキー板入れて、

スキーも行ったことあるんです。

頭いかれてますね。

 

こんな感じでしたね、拾い物ですが。

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ナンバーが「8」という、今ではなくなった

分類形式でした。

ナンバープレート自体も、

オートバイくらいのサイズでしたね。

 

ミッションにシンクロが

あったのかどうかは不明ですけど、

壊れているのは当然のことだったので、

ダブルクラッチを常用です。

回転を合わせないと、

ギヤが入らないので、

自然に身につきましたね。

なんと、いいかげんだったんでしょう。

ある意味レーシーなエンジン。

 

でも、高回転で楽しいエンジンで、

最高速も結構でた記憶があります。

 

当時は、Zはゴミ扱いで、

Nコロのほうが人気ありましたね。

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こうして見ると、

ちょっとミニっぽいですもんね。

もしくは、ビアンキぽい。

 

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左 ミニ・クーパーS 右 アウトビアンキ・A112アバルト



 

最後はどうなったんでしょう。

はっきりしませんね。

仕事を始めて置き場所がなくなり、

マニアの人に、あげたんだと思います。

 

今となっては、希少車でしょうけど、

スニーカーのように乗れた車でした。

いい車でしたよ。

 

缶コーラ一本分の排気量には、

いろいろ夢が詰まってましたね。

 

(ワックス塗ったら、塗装が剥げた思い出も懐かしい。追憶でクリック!)

 

 

追憶 (字幕版)

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