CHUFF!! チャフで行こうよ。

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さらにしつこく「あした」を考えてみる

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くどさには定評がある当ブログ、チャフ

このネタを、二回くらいでは終われません。

 

よって、しつこく「あした」とはなんなのかを、

考えてみます。

 

 

私の記憶によればですが、

夕陽に向かって、バカヤローと

叫んだのは森田健作ではないかと思います。

現千葉県知事ですよね。

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昔と今

「おれは男だ!」でしょう。

 

おれは男だ!DVD-BOXII

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制作が1971年なようですが、

それ以前に、夕陽が着く題名は、

実はたくさんあるのです。

 

西部劇とかでいろいろありますね。

最近では「3丁目の夕日」もそうでしょう。

 

ALWAYS 三丁目の夕日

ALWAYS 三丁目の夕日

 

 

これは、何かを表しているはずです。

なんとなくですが、夕陽というのは

「今日が終わる」イメージです。

 

実際には、終わっていないのですが、

イメージとしては終わる。

そこでいろいろ調べてゆくと、

どうも60年代後半なんですね、夕陽ネタは。

その前は、実は「夕焼け」なんです。

 

これもイメージですが、

「夕焼け」のほうが、

何かが終わっていない気がします。

まだまだ働くぞ的な。

となれば、夕日ってのは、

定時で帰れるのが当たり前の、

労働感覚がブルーカラー

いきわたり始めた、もしくは、

そのはずだろう?と戦争時の感覚から、

解放される余裕の芽が

出始めたのかもしれません。

 

 

では、「夕陽」もしくは「夕日」は、

何が終わったんでしょう。

当然ですが「今日」です。

ですので、夕陽に向かって

「バカヤロー!」と叫ぶのは、

死にゆく「今日」に対して、

侮蔑しているわけです。

 

なんたる、卑怯さ。 

 

この、卑怯さが、

なんとなく青春なわけです。

つまり、そういうゴタクを言える余裕。

これです。

相手は、もう死にかけで、

まだ死にきっていない「今日」です。

 

いいですか?

鬼畜生ですよ、青春は、

 

そして、その夕刻から、

安心して夜を迎えるのです。

なんと、えげつない!

 

さて、では「あした」とは何でしょう?

上のことから考えると、それは

 

死んだはずの「今日」の復活です。

 

なんかね、語ってゆくと、

読んでいただけているみなさんとの、

距離ができることは、意識してますよ。

もちろん。

 

でもね、進めます。

 

死んだはずの「今日」の復活なら、

それは死んだ「今日」つまり「昨日」と同じ。

そうなるなら、それは「明日」なわけです。

 

いいですか、ここ大事ですよ。

 

「明日のジョー

あしたのジョー

 

なんか違うでしょ?

なに、おなじに見える?

ああ、あなたはきっとこういう話に向かないのです。

無理しないでください。

では、おいてゆきます。

人生はエベレスト登山と同じです。

ついてゆけなければ、おいてゆかれるのです。

 

NO LIMIT ノーリミット 自分を超える方法 (Sanctuary books)

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で、「あした」にもどりましょう。

時間軸的な「明日」であれば、

それは「今日」の復活。

それは「昨日」と同じでしかありません。

 

それじゃあ、意味がない。

とすれば、「今日」と同じじゃない、

決して同じなんかじゃいけない、復活でもない、

新しき再生。

 

ですので、ジョー

夕陽に「バカヤロー」とは言いません。

言うのは、人間相手です。

そういう意味では、彼は死にゆくものに

常に優しいと言えるでしょう。

 

彼の物語で、夕陽というものは、

「あした」に向かって走り込んでいるものです。

「今日」とは違う「あした」にむかって。

 そう言えば、イエスが復活してからは、

かなり生前に増して、ブチ切れてますからね。

 

オウ!、見えてきましたね!

 

となると、「あした」というのは、

彼岸ということです。

わかります?彼岸?

 

オハギを食べる秋のことじゃないですよ。

春の墓参りでもありません。

煩悩を突き抜けたところにある、向こう側です。

これ面白いことに、英語では「beyond」と訳されます。

まんま「向こう側」です。

 

となれば、ジョーはそもそも「向こう側」の人で、

この世の人ではありません。

もしくは、「あした」を求める

死にゆく男。

ある意味、即身成仏的な?

 

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でもこれは、どっちかというと、力石徹

「あした」は繰り返しではいけないのです。

 

そうか、だから、灰になっちまったんだ!

 

ああ、一人深く納得して、

誰か一人でも、この納得を理解してくれないかなあ、

と思いつつ、「あした」を待つといたします。。

 

(なるほど!涅槃か!「涅槃のジョー」ではさすがにね!道です、ここでクリック!)