CHUFF!! チャフで行こうよ。

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しつこく「あした」を考えてみる

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あしたのジョー」が50周年ということで、

なんとなく、ネット界を徘徊しました。

chuff.hatenablog.com

いやあ、面白い世界ですね。

世界レベルでも、

はまっている人多いようです。

youtubeで、ライブリアクション

というジャンルがあるでしょう?

 

 

あのジャンルで、ある人がいます。

多分アメリカ人の黒人男性で、

きっとボクシングの経験ある人が、

事前情報なしで、アニメを見ながら、

感想をつぶやいてんですね。

そして、それに日本語訳を

つけている人がいて、

これが面白いんですわ。

  

その黒人さんの名はMr.X React さん。

英語バージョンは

ノリがとてもいいんだけど、

方言なのか、流行りのスラングなのか、

なかなか聞き取れないレベルです。

 

それに、日本語をつけているのがDokoikoさん。

レベルの高い英語力です。

 

では、力石が死ぬ回を、

初めて見たら、

どんな反応するかご覧ください。

www.youtube.com

 

彼にとって、この展開は、

予想外のことらしく、

激しくショックを受けます。

 

私ねえ、アニメの放送時、

テレビでこの回を

リアル放送で観てたんですが、

それでも

 

「え”!!!!!!」

 

でしたからねえ。。

この感じは、日本以外では

なかなか消化できない

のかもしれませんね。

 

そして、Mr.Xは、しっかり力石ロスで、

グダグダになったりします。

 

www.youtube.com

 

そして、ホセとの試合の最終回では、

もう、立ち直れなくなって。。

 

でも、この回は、

まだ翻訳がついていないんですね。

少なくとも、

私は見つけられませんでした。

なので、英語ですが。。

www.youtube.com

 

通常、彼の放送は

30分前後なのですが、

もう、グダグダで、

泣きまくりになってます。

 

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彼はまじないのように、

「White ash・・・」と繰り返します。

 

まあ、長いんですけど、泣けます。

彼が毎回言うことは、

「死を悲しむより、生きていたことを喜ぶべきだ」

ってのがあるんですね。

 

力石の時もそう言いながら、

「矛盾するけど、つれーんだよ、泣けてきちゃうぜ」

とかボソボソ言うんです。

 

 

ここからいえることを考えるに、

「あした」というものは、

どうも、海外でも

何かの感慨を持つ言葉のようです。

 

どうにも、感情を消化できないXは、

ネット仲間を巻き込み、

あれはなんだったのかを、

ディスカッションするんです。

もうね、そこでもみんなグダグダ。

Podcastでやったようで、

実にアライ画像ですが、

もうみんな、熱い。

The Ashita no Joe Podcast | Featuring Makenshi Critiques, PEScharlie and Cunning Linguist - YouTube

 

英語のできる人は、

チャレンジしてみてはいかがでしょう。

実にスランギーで生きのいい、

生の英語です。

ただねえ、盛り上がりすぎだよ!

三時間半も喋ってんじゃんか!

 

途中で出てくるんですが、

ジョーには「あした」って、生きるためとは限らないんだね、』

って言葉が、面白いですね。

そうです、彼らの文化では

「生きる」ことが

最大課題で、最優先課題なんですね。

 

面白いことに、

日本ではそうでもないわけです。

「あした」は決して

「明日」をささないわけです。

 

それは、多分「どこか」でも

「いつか」でも、

もっと言えば、

それが来なくてもよいわけです。

 

「あした」と思えるものがあれば。

これは、日本の美徳であり、

同時に日本の弱みでありましょうねえ。。

 

うーむしばらく、これ考えてしまいそうです。。

 

あしたのジョー、を訳せば、俺なら Joe the man. おお、いい訳でクリック!)