私が、初めてパソコンを触ったのは、
多分35年前くらい。
いや、もっとになりますね。
なにせ、Windows 95
が出たの知ってますから。
ワープロじゃなくて、
パソコンを持ったのは、
多分30年位前。
その頃の、インターネットって、
どんなのか想像つきます?
有名な、ピーヒョロロロロ、ビコンビコン。
アナログモデムという機械で、
電話線に繋いでいたんですね。
まあ、そんな話は、
あちこちにあるので、
割愛しますけど。
YAHOOが承認制で、
実はポータルサイトだったとか、
検索エンジンとしてinfoseekが、
かなりヤバイの扱ってたとか、
まあ、それもどうでもいいでしょう。
それよりね、
「今から何が始まるのか!」
っていう期待だけで、
いろいろ動いていたと思うんです。
1990年代、あのグーグルが始まったころ、
アメリカでとんでもないことが、起きているらしい!
とは聞いてたんです。
それがあれよあれよと、
世界に広まっていくのを、
生で見ていたんですね。
しかもね、今のグーグルとは違うわけです。
あの検索性で、しかも無法地帯。
そりゃ、とんでもなくアナーキーでした。
そして、誰もが思った疑問は、
これでしょうね。
これでどうやって、商売するんだ?
私の周囲も、いろんな意見がありました。
「世界の頭脳が集まってんだから、なにか予想できないこと企んでるんだろう」
とか。
「デジタルの世界の商売は、今までとは全く違うからね」
とか。
まあ、なんとも適当なこと言ってた人が、
たくさんいましたね。
そして、突如溢れ出したエロ系サイト。
私ね、まあそれって、
確か印刷が発明されたときもそうだったよね、
とか思っていたんです。
写真や映画が発明されて、
すぐにポルノで広まったのを知ってます?
ビデオデッキで松下電器が、
世界を席巻したのも、
抱き合わせでノーカットの「洋ピン」を、
こっそりおまけで付けたからなんです。
でもね、グーグルは、
何かとんでもない「夢」の可能性を、
モニターに届けてくれたわけです。
今でこそ、ビッグデータとか、
いろいろ「情報」そのものも、
商品なんでしょうけど、
まあ、それが中心でもないでしょ?
結局、広告媒体。
それが良いとか、
悪いとか、じゃなくて。
世界の叡智が集まって、
もっとも高度な技術をもって、
チラシと変わんないわけです。
これね、
なんか違う感覚が拭えない!
わけです。
金融市場はデジタル化され、
爆発的な量の取引が成立し、
広告も、数学的に処理された結果、
見事に「同じような広告」が、
届くようになりました。
アマゾンでも、憎いとこを
突かれてしまいますけど、
冷静に考えたら、これって広告なんですね。
どこか、そんなんじゃない、
不思議なマジックを期待していた私は、
どこかで「だから何?」と、
思ってしまうんですね。
この本知ってます?
今の社会を予言していた本です。
だいたい、その通りです。
でもね、アルビン・トフラーが書いてるのは、
「俺もよくわかんないけど、
とにかくすごいことが
起きるんだ!」
なわけです。
でもねえ。
お金持って、何か面白いことが
その人に起きたかって言うと、
実はあんまり変わってないんじゃないかって、
思うんですよねえ。
これなんか、「宗教とは何か?」
を根源から問い直してしまいますね。
まあ、それくらい
変わらないってことなんでしょう。
人間という生き物は。
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