CHUFF!! チャフで行こうよ。

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尻を休める! その5 青さんのオートバイへの道

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トキメキとドキドキが、

原子力の炎のそばで、燃えたぎった前回。

 

chuff.hatenablog.com

 

青さんは、あの話と向き合います。

これは、ヒロシマナガサキ

並んでしまった四文字。

 

そう、フクシマ。

 

ではさっそく。

 

 

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その後、福島で起きたことの説明。

 

原子炉を止めることはできた。

しかし、その後冷やすことに失敗した。

なぜ冷やせなくなったのか。

そういうことを一つずつ。

そして、そういうことが

起きないために

どのように対策をしたのか。

 

絶対はないけれど、

反省と対策は順調に進んでいるようです。

少なくとも私はそう思いました。

 

最後は実際に、

対策した部分を

展望室から見ながらの説明。

エレベーターで上っていきます。

 

 

「今日はお勉強で来られたんですか?」

 

おっと。雑談の時間ですね。

苦手なやつです。

 

「いやいや、興味本位でして…ツーリングがてら来てみました」

 

何気ない会話が続きます。

 

バイクって興味あるんですけど

どうですか?

という質問には、

心から良いもんですよ、

と答えたんですけどね、

その後のセリフでぐっと来たわけです。

 

「友達がバイクの免許欲しいなって言ってるんですよ。彼氏のバイクの後ろには乗ってるらしいんですけど云々」

 

よろしいか、皆さん。

 

私の年令になるとね、

同級生の女性から

このセリフは出てこないんですよ。

 

「彼氏」

 

 

知り合いに若い女性はおりませんし、

殆ど行かない飲み屋の姉ちゃんは、

客との会話に使わない単語

じゃありませんか、

 

「彼氏」。

 

いやぁ。若い女性と

話をしているなぁ、と。

しみじみ噛み締めて、

胸に迫るものがありました。

私はたぶん、

 

ちょっと好きになっていたんだと思いますね、その職員のお嬢さんを。

 

意外に続く雑談。

 

この時間がずっと続けばいいのに…

 

と思っていたんですが、

ガラス越しに原子炉が見えると

目を奪われてしまいました。

 

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そこで雑談は終わり。

 

実際に見ながら様々な説明を受け、

ついでに壱岐がかすかに見えますよ、

と言ったところで

夢のような時間が終わりました。

金が発生している店なら

延長を頼むんですが、

ここはそういう場所ではありません。

 

 

「これからどうされるんですか?」

 

名護屋見てから唐津にいこうと思っています」

 

「今日は天気がいいからバイクは気持ちいいでしょうね」

 

「かなり走っている人が多い日ですね。いい時期になりました」

 

下りのエレベーターで、

余韻のような雑談を交わしつつ、

建物の入り口に戻ってきました。

 

 

いろいろと勉強になったし、

原発は見れたし、

ちょっとしたデート感覚で、

気分も上々だし。

 

あのタイミングだったら、

私はシルクスクリーンのイルカの絵を

 

ポスター ラッセン ドルフィン シンフォニー TX-1849

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うっかり買ってしまったかもしれません。

 

当然そんなことはなく。

 

「本日はありがとうございました」

との声に送られながら

自動ドアから表に出ると、

ジリジリと炙るような日差しと暑さ。

 

駐輪場に戻ると、

正午を告げる鐘の音が響いてきました。

 

さて、、次はどこだっけか。

 

とりあえず、海を。

波戸岬に向かって走り出すことにしました。

 

chuff.hatenablog.com

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メキメキ。 

トキメキ。

メラメラ。

ムラムラ。

 

ユラユラ。

 

炎の有り様。

実にさまざま。

でも、同じものかもしれませんねえ。

深く、深く、

我々の中に、突き刺さるあのこと。

 

何もね、神妙な顔つきだけが現実じゃないんですよ。

いろんなことが起きているわけです。

 

9・11のあとね、一年くらいしてから、

NYのスタンダップコメディアンが、

初めてジョークのネタにしたんです。

あのテロを。

 

静まり返る会場。

その次に割れんばかりの拍手と歓声。

誰もが待ってたんですね。

笑い飛ばせる日を。

笑い飛ばさせてくれる、誰かを。

 

アンソニー・ボーディンがそう言ってました。

 

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THE NASTY BITS―はみだしシェフの世界やけっぱち放浪記

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