うらら旅その８ 青さんのオートバイへの道

青さんは、あの諫早の水門のそばを

走っております。

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細かいことは、まあいいやね。

とにかく、まっすぐな道のようです。

こりゃ気持ちいいでしょうなあ。

ではさっそく。

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今回も地図でご確認ください。

この真ん中部分。

どーんと。

それはもう、ひたすら一直線。

右側が海、左側が盛土。

うっかりVTECが

起動しそうなものですが、

ありがたいことに、

もみじマークの

ペースカー先導がついています。。

気持ちよくはあるんですが、

想像していたのとは

ちょっと違うなぁ、と。

モヤッとしたものを

腹に抱えながら走っておりますと、

右側に休憩所のような場所が。

ああ、そうだ。

写真を撮らなきゃ。

ふと思いついて、

立ち寄ることにしました。

どこに止めようかなぁ、、、

と思ったら、

お手本のようにゴテゴテした

ハーレーダビッドソングループが

止まっているスペースが。

その近くに、

そっと駐めることにしました。

寄らば大樹の陰であります。

道路をまたいで

歩道橋がありましたので、

そこに昇ってパチリパチリ。

来た方向。

向かう方向。

よく似た構図ですが、山が違います。

来た方向は「多良岳」で、

向かう方向は「雲仙岳」です。

歩道橋の上には、

わかりやすいハーレー乗りの

お兄さん方が談笑しておられます。

ハーレーは、

黒い革の上下が

制服みたいなものなんでしょうねぇ。

私はあまり、

装備品が多いバイクは

好みじゃないのですが、

ハーレーだけは、

どんなに盛っても良いと思いました。

ゴテゴテするほどに

格好良さが増す、不思議なバイクです。

いや、あれは「ハーレー」

というジャンルなんでしょうね。

福岡ナンバーのグループで、

三輪のバイクのようなのが一台

混じっていたのが印象的でした。

写真を撮ったらやることもなし。

五分ほどで、再び轟天に跨りました。

向かうは島原。あと3〜4キロのハズです。

仕切り直した堤防道路は、前をゆく車もなく。

海辺なのでトンビが多いのですが、

彼らが落とす陰と

並走するタイミングがありました。

鳥の影と轟天と。

ひょっとしたらあのときの私は、

ちょっと飛んでいたかもしれません。

いい！この道路は走るべき道路だ！

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ふーむ。

トンビの影と、並走する、

まっすぐな海の上の道。

いいじゃないですか！

最高じゃないですか！

それに早くも、

「ハーレー」というジャンルに、

青さんは気付いたようですね。

あれはねえ。。

大人のコスプレみたいなもんでねえ。。

あまり言うと、怒られるかもしれないんですけど、

ちょっとこっそり言いましょうか。

思いっきり、

ダサいですよね、あれ！

いや、本当だって。

いるでしょ、こういう人。

キメテイル感満載ですね。

まあ、好き好きですからねえ。。

などとは言いません。

ダサいのです！

（センス一つで、ダメになる修羅の世界。いつからハーレーがダサくなったんだろう？）

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