CHUFF!! チャフで行こうよ。

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CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

エマニエル夫人を観たおばあちゃん

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「エマニエル夫人」をご存知ですか?

一世を風靡した映画でありますね。

 

主演のシルビア・クリステルは、

実に美しかったですねえ。

 

というのも、先日テレビで

「華麗な関係」をやってたんです。

それで、久しぶりにシルビア・クリステルを見たんです。

今更ながらに美しいと思ったわけです。

 

そこで、「あっ!」とひらめいたわけです。

 

 

 まずはその映画のご紹介。

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アラン・ドロンの元妻、

ナタリー・ドロンとの共演です。

幸薄い人妻が、恋に生きてしまう話です。

この時すでに、エマニエル夫人で大人気になった後ですし、

当然美しいヌードのための映画です。

 

さて、「エマニエル夫人」です。

詳しく知りたい方は、このサイトがなかなかですね。

middle-edge.jp

この映画、1974年に公開されているわけです。

私も記憶にあります。

あの、籐製の椅子を見ると、

今でもモヤモヤした気持ちにはなりますね。

 

大ヒットしたわけですが、

女性客が中心だったわけです。

これねえ、ちょっと面白い話ですよ。

なにがってね、当時20歳の人がね、

 

今や65歳前後の

おばあちゃんですわ!

 

当たり前のことですけどね。

なんだかんだ言って、

ヒットしたってことは、

憧れたんですね、大衆は。

その土壌はあったわけです。

 

下系の解放と暴走に!

 

冷静に考えてみましょう。

若き日の世迷言でしょうか。

いいえ、違うように思います。

 

なんだかんだ言って、

我が国はもともとアナーキーです。

その証拠に、「世間」がなければ

とめどないことが起きるのです。

 

応仁の乱、しかり。

ええじゃないか、しかり。

天皇家さえ、1500年くらいは

ほぼシカトされてたわけです。

 

となるとどうなるかと言うと、

暴走しちゃったんじゃないでしょうか。

偶然ですが、「エマニエル夫人」の後、

テレビやっていたのは「失楽園」。

 

失楽園

失楽園

 

 まあ、なんとなく自然な流れですね。

 

道徳的にどうかとか、

そういう野暮なことは言いませんよ。

ただね、この映画が1997年なんです。

エマニエル夫人から約20年。

失楽園世代って、

中年になった

エマニエル夫人世代なんですね。

なるほどねえ。上手くできてる!

 

その人たちが、今70歳前~60歳あたり。

そりゃねえ。。

しかも、実はバブルを一番謳歌した世代。

そりゃねえ。。

 

世の中美魔女とか、こじらせますわね。

多分自己イメージがこれなんでしょうねえ。

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ちなみに彼女は、実はとんでもなく

知能が高く、数か国語を話したようです。

でも、小さなときには

親から酒を飲まされ眠らされ、

9歳でレイプ。

アルコールとドラッグにおぼれ、

決して平穏な人生ではなかったようですね。

 

彼女の美しさは、

様々な悲劇と引き換えに手に入れた、

ファウスト博士的なもの

だったのかもしれませんね。

 

まるで40歳みたいな60歳でも、

やっぱり、いろいろ60歳ですよね。

 

そういえば、シルビア・クリステルも

享年60歳だったそうです。

 

chuff.hatenablog.com

(この世代が、かなり日本を壊したとは思いますね。沈痛なクリック!)

 

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