ティム・ガンを知ってるかい?
ファッションの世界の二大巨頭といえば、
ティム・ガンが西の横綱。
東の横綱は、ご存じカール・ラガーフェルド。
しかし、カールほど
ティムは有名じゃないかもしれませんね。
でもね、彼の着こなしは痺れますね。
モードより、トラッドの着こなしが素晴らしい。
しかも、生き様はかなりの振り切れ方。
口癖は
MAKE IT WORK !
形にしろ!ってことですね。
もっと強く訳してもいいかもしれません。
「さっさとやれ!」とか
ゲイであるとカミングアウトしていますけど、
ただのゲイっぽいファッションや、
見かけだおしの、カッコ悪いオナベには、
容赦ない非難を浴びせます。
いいですねえ。
美とはそうでなければいけません。
「ジェンダーを忘れては意味がない」と言い切ったり、
こりゃまた手厳しい。
彼ゲイですけど、
LGBTにも厳しいですよ。
「いい加減なルーズさは、人格の問題だ」
とか言ってますしね。
「人がわたしをどう見るかは自分では決められない。
わたしが決められるのは自分をどう見せるかだけ」
ともね。
しかもこのティム、昔の恋を忘れられないようで、
ここ何十年も恋をしていないらしいのです。。
なんでしょうねえ、こうグッときますね。
そんな彼の名を一気に上げたのは、
この番組でしょう。
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今は、シーズン16までいってると思います。
デザイナーのアメリカンアイドルみたいなものですが、
進行がティムなんですね。
毎回のスーツの着こなしが素晴らしい。
シャツとネクタイの組み合わせが、
実に美しい。
できそうで、できないですよ、こういうの。
大きめのチェック柄のジャケットに、
モノグラムのグリーンタイ。
このシャツの淡いブルー。これもにくい。
わかります?
もう、いいお年でこのスーツの着こなし。
姿勢が美しいですよね。
そうです、この姿勢は努力なしには
成立しないのです。
このスーツは難しいですよ。
まず、腕の筋肉が鍛えられていないと、
ダボッとなります。
品を出さないと、
とたんに地味なだけになります。
それにね、ティムはあまり腕時計しないんです。
そりゃそうです。
スーツラインが崩れますからね。
袖がごちゃついてね。
これみよがしに、腕時計をしている手首を
見せるなんてのは、愚かなことですよねえ。
いい笑顔です。ライトブルーを、
ここまでエレガントに着るのは、
難しいですよ!
もう、おじいちゃんなのに、
いや、おじいちゃんだからこそか。
何十年もスーツ着て過ごしても、
ただくたびれた雰囲気になるのは、
その人の問題ですね。
ティムは、もう60代半ばですよ。
言い訳なんざ、聞き飽きました。
こう、パリッとやりましょうよ。
春ですしね!
(学ぶことができるかどうかなんだろうね。最終的にはさ。さあ、クリックで学ぼう!)
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