CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。少しもの知りになれるかもです。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

ダメだ!うんこしか思いつかない!後編

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これ泰山のテッペンですね。

登ったことあります。

この近くでの話です。

 

でもね、うんことか、

いい大人が書く内容じゃないですよね。

でもまあ、いいんです。

chuff.hatenablog.com

嫌う人いますよね。

その人、便秘なんじゃないですかね。

それヘイトですよ。毎日見れば、

憎しみより、探究が出るはずです。

 

 ==========


乗り換えのため、待ち合い室

(これが体育館くらいの広さ)

で半日まっていたが、もようしてきたのである。

中国のトイレ事情は悪名高いが、

私は平気であった。

そこでトイレに向かったが、

鍵が閉まっている。

こう言うときは、職員をつかまえて、

多少金銭を渡すのが通例であった。

彼らは掃除したくないので、汚したくない。

結果使わせない、

というなんとも合理的な手段を講じていたのである。

しかし今回は、本当に使えないらしく、

屋外のトイレに連れて行かれた。

 

「厠所」と中国語での表記はある。

男女に別れており、

目隠しのついたてを回り込んで入る、

日本にもよくあるタイプである。

ドアのない入り口から

トイレという空間に入った時、

私の心は何者かに撃ち抜かれたのである。

心臓を貫かれるとは、あのことだ。

心臓を貫かれて〈上〉 (文春文庫)

心臓を貫かれて〈上〉 (文春文庫)

 

( これ村上訳にしては珍しく名作ですよ)

 

まず、屋根がない。

そこには白馬山が遠くに見える。

限りなく青い空が広がっている。

そして、トイレという空間が、

小学校の教室二つ分くらいの広さで目の前にある。

しかし、便器は見当たらない。

まるで、不思議な池のようなものが目の前にあった。

 

何を言ってるかわからないだろう。

もちろん、私も分からなかったのだ。

 

池を構成している液体は、

正しく糞尿であり、

乾いた空気の中では、

たいした臭いも無く

(すでに私はマヒしていたのかもしれないが)、

案外風情があった。

 

流れる雲、

鳥のさえずり、

露店から漂って来る香辛料の香り、

人々の話し声、そして糞尿池。

私はそこで、何か一つ突き抜けた。

いや、私は「進化」したのだ。

 

が、

問題もあった。

ここでの用の足し方が分からないのである。

冷静に糞尿池、あるいは糞尿プール

(なにせ深度が分からない)

かもしれないそこで、

どうやって「うんこ」るのであろうか。

 

よく見ると、その池の所々に、

浮き石のように、

ブロック一枚分が水上に顔を出している。

つまり、その石までジャンプ!

次に隣の石をまたぎ、

大腿筋を信じて行うようである。

踏み外せば、そこは地獄。

 

さあ、男が試されるときだぜ、8マン!

 

その時、一人の屈強な、

人民解放軍の青年が入って来た。

そしてジャンプ!

軽々と用を足し

、彼の「うんち」は、

ズブズブと地獄池に沈んでゆくではないか!

しかも、彼は私を見て、

ニヤリとまで笑いやがった!!

 

同時に、私の下腹もグルウルルルルと、

虎のうなり声のような音を出し始めている。

正しく前門のオオカミ、肛門の虎である。

 

よろしい!受けて立ちましょう!

解放軍兵士を睨みつけて、

先ずは煙草に火をつける余裕を演出し、

くわえ煙草でジャ~ンプ!

着いた石がグラッと揺らぐ。

 

私は小さい頃川遊びで、

こういうのを無数に経験しているので、

崩れる前に次の石にジャ~ンプ!

 

もう、なにがなんだか分からない、

変な汁のような冷たい汗が流れる。

今の時代なら、ウォーキングデッドの

メーガン的な汗である。

 

兵士は私を見ながら、

なおもきばっている様子。

安定した足下を確保し、

私も早速排泄準備。よし、完璧だ!

さっそく脱糞開始!

 

しかし、あまり水面にお尻を近づけると、

確実に「おつり」が来そうなので、

中腰である。

こうなれば日本男児と解放軍兵士の大腿筋勝負である。

 

私の身のこなしに彼は敬意を表し、

笑顔を向けている。

加油!」中国語で「頑張って」と声をかけてくる。

「お前もな」と返して煙草を一本勧めてみた。

しかし、彼と私は微妙に離れていたので、

それぞれ渾身の思いで手を伸ばす。

そして繋がる手と手!

 

次にマッチを投げてやった。

彼は片手でキャッチ!

 

二人して用を足している中、

空は相変わらず蒼く、白馬山は美しく、

陸に戻った時には、

「うんこ」をする前とは違う自分がいたのである。

 

彼と「再見!」と軽く挨拶を交わし、

バスターミナルの人ごみの中に、

それぞれ散って行った。

 

「うんこ」それは、

何か可能性を秘めた、

意志の媒体である。

 

私は、この命つきるまで

「うんこ」るであろう。

新撰組斉藤一は、

人間のことを「糞袋」と呼んだ。

 

壬生義士伝

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正しくそうである。

人々のある限り、「うんこ」は続く。

 

マッチは兵士にくれてやった。

彼は今も覚えてくれているだろうか。

ともに足をプルプルしながら

「うんこ」した男を。

 

あの空を、

あの山を。

 

あれは天安門事件から、

まだ2年もたっていない、

ある夏の昼の出来事だった。

 

 (今から思い出せば、すごい時代だった。未来は誰にもわからないので、ブクマにクリックで!)

 

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