CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

マン島での道 その37 おまえらドコまで。。

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前回ついに美味しいモノと出会った焚き火の男

chuff.hatenablog.com

 

さて、残すはあと2日のみ。

どうやって過ごすのでしょう。

 

では、さっそく。

 

 

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オレ達は再び車に乗り込み、ピールという街へ向かった。
 

30分ほど走ると海が見えてきた。

 

視界の端の方には城のようなものが見える。

ピール城である。

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近くまで行くと、

その城はかなり大きいのが分かった。

 荘厳なその風情は、相当な歴史を感じさせる。

 

建てられたのは900年も前だという。 

納得である。

 

この城も中に入ってみるのは有料。 

同乗メンバーのうち二人が中を見たいらしく、

ここで降りることに。

オレはイベント会場の方へ行く事にした。

 

海沿いのピールの街は、人でごった返していた。

街の駐車場へ車を停め、そこから会場までは歩いていく。

 

その途中、何やら人だかりが見えた。

一台の車に人が群がっている。

 

まだ距離があったため、

ぼんやりとしかその車は見えなかったが・・・

 

なんかフォーミュラカーのようなシルエットだ。

展示車両か?

 

ん?

 

ナンバープレートが付いている。

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イベントの参加者が、

珍しいスーパーカーに乗ってきたのだろう。

 イベントではありがちな話だ。

 

それにしても見た事のない車である。

派手なウイングこそついていないが、

形は完全なフォーミュラカー

つまり、純粋なレーサー。

 

一人乗りで、当然屋根はついていない。

この天候の変わりやすいマン島で、

なんて酔狂な。

 

 

そしてその車両の前まで行った。 

オレは我が目を疑った。

 

その車体にはデカデカと

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ええっーーーー!!!!!!!!!

 

英語力の乏しいオレにも、

この忌々しい単語は理解できる。 

マジで!

ウソだろう!?

 

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どうやらこの島でイカレているのは、

TTレースのライダーだけではないようだ。

 

日本でもGT-Rやインプレッサといった、

スポーツカーのパトカーはある。

しかしこれは、いくら何でもこれはあまりにも

 

カッコ良すぎだろう。

 

こんなのに後ろに付かれたら、

止まれと言われなくても止まってしまいそうだ。

 

マン島では街中を除いて、

実質速度は無制限と言われている。

そんな環境で本気で取り締まろうと思ったら、

これくらいの車両が必要という事なのだろうか。

それとも、こんな洒落できるくらい、

カネがあるのだろうか?

 

さすがマン島

モーターサイクルの聖地。

まだこんなサプライズがあろうとは。

何から何まで、

オレを驚かせてくれる。

 

きっと他にビックリするようなものが、

まだまだこの島にはあるのだろうな。

 

だが明後日オレは帰らねばならないのだ。

最終日を待たずして

名残惜しさがじわじわとこみ上げてきた。

 

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これね、最初見せられた時、

吹き出しましたよ。

 

取締用というより、

本気で洒落なんじゃないでしょうか。

イギリス人の洒落へのしつこさと言うか、

こだわり方というか、

ちょっとオカシイですからね。

 

エイプリルフールでのあれですね。 

パスタの話は、英語の教科書にも載ってたような気がします。

 

(きっと、全ては洒落で、そして夢まぼろしなんだよ。そうだよねパトラッシュ!だからクリック!〉

 

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英文版 風姿花伝 - The Flowering Spirit

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