マン島での道 その13 愛しのマクドナルド
マクドナルド。
経済学でも、その国の経済基準単価によく使われるほど、
いろいろ均一なはず。
値段も味も。
昔は私も、そう思っていた事ありました。。
では、いってみましょう!
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車で5分ほど走ったところにマクドナルドはあった。
店の外装は日本のそれと大差ない。
店内に入ってみる。
客は多い。大盛況と言ってもいい。
オレがこの日食ったハンバーガーが、
この国のスタンダードとするなら、
マクドナルドは超が付くほど、
美味なはずだ!
レジの後ろのボードに写真が載っているが、
別格にウマそうだ。
オーダーシステムは、日本でも見た事のない最新式。
人の背丈ほどもあるディスプレイ。
画面タッチでメニューを選びオーダーする。
支払いはカード、現金どちらでもOKだ。
昼に普通のハンバーガーを食べていたので、
ここではチキン何とかバーガーの、
セットをテイクアウトでオーダーした。
値段は6ポンド。
やはり少し高い。
だがそんな事はこの際、どうでもいい。
マン島TTの観戦は、結構体力を使う。
オレはまともな食事を摂りたいのだ。
商品を受け取り、早々に家に戻る。
さぁ夕食の時間だ。
セットのドリンク、ポテト、チキン何とかバーガー!
テーブルに並べるだけで、ワクワクする!
やはりいいですなぁ。
まともなビジュアルを持つ食べ物は。
それが目の前にあるだけで、幸せな気持ちになれる。
マン島まで来て、
マクドナルドに癒されるとは思ってなかったけど。
オレはバーガーを手に取りかぶりついた。
次の瞬間、シーザーのセリフが頭を過る。
マクドナルド、お前もか!?
味、薄っ!!
世界展開しているマクドナルドなら、
どこでも同じだと決めてかかっていた、
オレの思い込みが良くなかった。
ここはあんな気の狂ったようなレースを、
100年以上続けている島なのだ。
自分の中にある普通を、
当てはめてはいけない。
食に関しては、もうまさに八方ふさがりである。
そんな時、最も有効で簡単な策は
諦める事だ。
エミレーツ航空が、いかに偉大か。。
食事を終え、ホームステイしているメンバーと、
ビールを飲みながら、情報交換をした。
次の観戦ポイントを決めないといけない。
この日、バラバラの場所で観戦していた。
そこから出てきた数々の情報を集め、
オレは明日の観戦場所を決めた。
コース最大の段差があるジャンピングスポット。
バラフ・ブリッジ。
参考画像はこれだ。
ここは目の前にスーパーもあり公衆トイレもある。
マシンが最高速をたたき出すサルビーストレートへ移動もできる。
何よりもあのイカレた連中が、
この難所をどう攻略しているのかぜひ見てみたい。
時刻は夜の10時を回っている。
マン島の短い夜が始まろうとしていた。
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やはり、そうでしたか。。
マクドナルドは、中国で食べると中華風。
フランスでは、マヨネーズが濃厚。
ということは、イギリスでは。。。
さてさて、この全ライダーがジャンプする、
バラフブリッジ。
なにせ、速度が乗ってますから、
トラック一台分くらいは、シュン!と飛びますからね。
なにせ、平均で200キロ超えているのですからね。。
(ってことは、日本のマクドナルドは、醤油風味なのか?そこでクリック!)