まだ、お待ちいただけておりましたか。。
感無量。
ついに、ついに、スタートシグナルが。。。
もうちょっと点きそうです。
では。
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気が付くとオレは、
各チームのブースが軒を連ねる所にいた。
せっかくなので見て回る事に。
これからレースを走るマシンたちが、
それぞれのテント内で出走の時を待っている。
その中でひときわ人だかりの多いブースがあった。
日本を出て初めて見る日本語の表記。
チーム無限
メカニックがせわしなく整備しているマシンはZeroクラス出走の
電動バイク。
見た目はなんかビミョ~。
メインスポンサーは、なるほどそうなるかぁ、の
電池だもんね。
そう遠くない未来のバイクの姿がコレか、
と思うとちょっと複雑な気持ちになってしまったよ。
会場内を一通り見て回りコース沿いに出てみた。
時刻は11時になろうとしていたが、
まだ道は閉鎖されていない。
どうやらマウンテンコースの霧の影響で、
スタートが遅れるらしい。
コース沿いに並ぶピットにはマシンが持ち込まれ、
いつでも走れる体制ができていた。
その中でガイ・マーチンのピットを見つけた。
誰もいない。
マシンもない。
アイツ、あのままチャリンコでどっか行っちまったんじゃねぇのか?
ピット周辺で写真を撮っていると道の封鎖が始まった。
そこから少し行ったところの観戦ポイントでは、
すでに人がいっぱいだった。
オレはその中にあった
わずかな隙間に割り込ませてもらった。
確かにこれは早めにポイントを決めて場所をとっておかないと、
このクソデカイ奴らの後ろからだと何も見えない。
単独で行動するよりも、グループで観戦した方がよさそうだ。
そんな事を考えていたら、不意に周囲が慌ただしくなってきた。
スタート地点から順番にボードが用意され、
マシンが続々とグリッドにつく。
この日、最初のレースはスーパースポーツクラスだ。
緊張が高まる中、マシンのエキゾーストが響き渡る。
スタートの時は近い。
ついにオレの目の前で、
世界一危険なレース
と言われるマン島TTが始まろうとしていた。
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いやあ、さすがにここからは引っ張らねえとは思います。
さて、あのスーパーやんちゃライダー、
ガイ・マーティンはどうしたんでしょう?
さあ、次こそレースが始まるはずです!
(チェッカーフラッグが公道にあるとでも思ってるのかい?)
(あるんだな、これが!そこでクリック!)