CHUFF!! チャフで行こうよ。

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スモーク あえて真夏にクリスマス映画を!

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お題「何回も見た映画」

現代アメリカ文学の凄みを見せつけられる映画です。

 原作はポール・オースター

 

 

もとは、短編小説だったらしいのですが、映画用に脚本を書いて、それは先に書籍化されました。

それがこちら、

 

スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス (新潮文庫)

スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス (新潮文庫)

 

 これは、わたしの中で、傑作トップ10には間違いなく入ってきます。

少しでも興味があれば、ぜひ読むべきです。

複雑な人間関係を背景に、ラストシーンに完結させるその凄さは、

アメリカには、未だに文学が生きているのだ!と驚かされます。

 

脚本には映像化されていないシーンがたくさんあり、

これは実に惜しい。

10話くらいのドラマでやってくれないだろうか。

ボックスで買いますよ、わたし。

 

クリスマスシーズンによく取り上げられるのですが、

わたしのイメージでは夏なんですよ。

あの、短パンはいたハーヴェイ・カイテルの姿が、印象深いのです。

まさに、ニューヨーク、しかもブルックリンの夏の風景です。

 

細かいカットをつなぎ合わせ、バラバラなパズルを一気に昇華させる見事さ。

 

儚く消えてゆく、人間の記憶と、

どうにも消せない過去のしがらみ。

それら全てを、嘘か真実か分からないもので、包み込んでしまう。

音楽は、あのトム・ウェイツ

エンディングの動画が転がっていたので、是非観て下さい。

ここだけ観ても、なんのことかはわからないと思いますけど、空気は伝わります。

 

「夢見る頃はいつも」Innocent when you dream

www.youtube.com

 

それに、この映画、監督が香港人だというのも驚きで、

よくアメリカをこれだけ撮れたもんだと思っていたら、

プロデューサーは日本人なんですね。

なんというか、少し誇らしい気持ちになりました。

 

この混在感、まさにアメリカなのかもしれません。

 

主人公オーギーが街を出られない理由。

毎日摂り続ける写真。

他の人にはどうでもいい日常が切り取る、

決して忘れられない風景。

 

奇跡ってのは、実はとても泥臭い世界から、

蓮の花みたいにポンと咲くものかもしれませんねえ。

 

後悔はさせませんよ。

これは、観る価値のある映画です。

できれば大事な人と。

 

ブルー・イン・ザ・フェイスは続編ですね。

若い頃のマドンナが出てます。可愛いですよ。

 

(何度でも観ると思うので、いっそ買っちゃえば?わたしは買いました!そこでクリック!)

 

SMOKE [DVD]

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ブルー・イン・ザ・フェイス [DVD]

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