CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

マン島での道 その3 白夜と味のない世界

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なんだかんだ言ってもね、先入観ってあるじゃないですか?

ときどき、先入観どおりのことが起きると、

逆に、おお!やはり!と驚いたりするわけです。

 

これはイギリスでも同じ事です。

特に、フィッシュ&チップスでは。。

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目の前には山盛り、

いや超メガ盛のフライドポテト。

 

そしてその上に

同じ色をした魚のフライ

が乗った不思議な料理が。

 

色が無ぇ。

 

とりあえず魚を一口。

そしてポテトを一口。

 

ん?

んん?

 

味がしねぇ。

 

何らかの下味くらいはついてるかと思ったがまったくない。

その感覚が、新鮮なものと言っていいのだろうか。

味のないものって、日本でなんかあります?

 

 

せめて塩くらいふれよ。

 

そんなオレを見て店のおねえさんは、

横にあるテーブルを指さしてなにかしゃべりかけてくる。

よくわからんのだが・・・

 

テーブルの上には巨大なボトルのケチャップやマスタードが置いてある。

なるほどあれをつけて食べるわけか。

 

とりあえずケチャップをつけて一口。

 

 

うん、ケチャップの味だね。

 

あれこれと調味料をとっかえひっかえしながら黙々と食べる。

 

しかし・・・

敵は手強い。。

 

魚は食べきったがポテトは一向に減っていかない。

マズイというわけではない。

 

ただ、ただ、・・・おいしくないのだ。

いや、それも正確ではないだろう。

味がしないものを、食べ続けた経験がオレにはないのだ!

 

結局、食べきれず家に持ち帰る事にした。

 

時間は20時になろうとしているがまだ明るい。

広場の奥の方に各チームのブースが並んでいる。

どのブースもシートで覆われていて中は見えない。

 

まぁ本番は明日からだ。

会場の様子もだいたい分かった。

 

今日は帰るとしよう。

 

グッズの店で帽子とステッカーを買った。

フフ、このレベルの会話は問題ないようだ。

 

ニヤニヤしながら、オレは帰路についた。

 

途中のスーパーでビールを仕入れて家に戻る。

 

時刻は21時。まだ明るい。

 

んっ、明るい!?

 

なんで?

 

日本の今の季節で言うと、

夕方5時〜6時といった感じの明るさだ。

聞くとこの時期のマン島では、

完全に暗くなるのは23時を過ぎらしい。

 

マジか!?

 

まったく・・・

ここは色んな意味で別世界だ。

まるで夢の中にいるかのような。

 

改めて思う。

 

へへ、ずいぶんと遠くに来ちまったなぁ。

 

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緯度で言うと、ローマと札幌が同じくらいです。

 

ですので、イギリスはシベリアレベルの緯度なんですね。

でも、メキシコ湾流のおかげで、人が住める気温が成立しているのです。

 

遠くからの海流が、ヨーロッパを支えているわけです。

 

その海流の3倍以上かけて、この男はやってきているのです。

味がしない飯がどうした!

 

さあ、熱いレースの日々が、ついにレポートされます!

 

(いや、どうせ、また別の話しで引っ張るんじゃねえの?急がせるためにもクリック!)

 

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