オートバイへの道 免許取得体験記 その8
男、40歳を前にして、昼寝から覚めたらオートバイに乗りたくなった。
彼の名は「青陽舎」さん。
略して青さん。
さあ、ハードルは上がってきました。
身体を張ったスピードの世界への入り口です。
コーナーでオートバイを寝かせる時間が始まります。
ではぞうぞ!
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「車両特性を活かした走行」の教習です。
もう、字面が迫力というか、なんと言うか、
クルものがありませんか?
まずは教官殿が運転するバイクの後ろに乗って、
カーブを恐るべき速度で通過していくことから、
今回の教習は始まりました。
新しい次元に来ているのです。
一人黙々と楽しむ時間は終わったのです。
山の向こうは山。谷のむこうは谷。
人生とはそう言うものでございます。
ああいう運転のリアシートには乗りたくない。
ぐっと我慢しながら、心のなかで「ファック!」
などとなぜか南蛮の言葉で絶叫してしまいました。
まさに、狼狽。
教習内容とはいいながら、
車体の倒しながら速度を出すのは本当に怖い。
教官殿はプロフェッショナルですが、
私は無免許です!
バイクの特性など知る由もなく。
タイヤのグリップ力というんですか、あれ。
原付スクーターでは知るはずないじゃないですか。
何故コケないんだろう?????
理屈がわかったところで、
ああいう風にできるようになるとは思えませんが。
自動車の免許を取ったときに、
当時の私は「高速に乗ることはきっと無いだろう」と思っていましたからね。
今となっては高速も気軽な道ですよ、料金以外は。
きっと今回もそうなる。
なるはずです。
経験は力、知識は力!
だから今は邪念を払い、ただ必死に急制動に挑もう。
それにしても、嫌いですねぇ、急制動って。
まず、40キロ出せない。
たかが40キロ。これがなぜか出せない。
アクセルが足りていないことが、教官殿にすぐにバレるわけです。
どうやら40キロを越えると光るらしいですね、
車体にごちゃごちゃついてるランプ のどれかが。
最後の方には根性でなんとかしましたが、
直線に向かうカーブの出口から加速を始めてください、
というのはなかなか勇気がいります。
軽いパニックですね。
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あれね、怖いんですよ。
最初はね。
まあ、一つの壁ですね。
壁を越えて、男になるわけです。
でも、超えてもまた壁、もしくは荒野なわけですけどね。
ふと思うんですが、
ここで「女になる」というと、
ニュアンス変わりますね。
「壁を越えて、女になる」
いいですか、これはメタファーですよ。
隠喩です。いちいち、それは差別だ!とか言い出さないようにして下さいよ。
まあ、言ってもらってもかまいませんけれども。。。
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