CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

青山二郎を知ってるかい?

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美なんていうのは、狐つきみたいなものだ。
空中をふわふわ浮いている夢にすぎない。
ただ、美しいものがあるだけだ。

 

こういうことを言って、誰にも責められない男。

白洲正子の永遠の憧れ。

 

どうです、すごくないですか?

 

白洲正子をご存じない?

あの、白洲次郎の奥さんですよ!

 

風の男 白洲次郎 (新潮文庫)

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通産省の生みの親。

GHQと対等に戦った日本人。

「君は英語が得意だね?」とアメリカ人将校に言われ、

「あなたの英語もお上手ですよ、少し訛がりますけど」と言い返した男。

 

まあ、好きな人多いですよね、白洲次郎

その彼が

「俺は白洲次郎として褒めてもらいたいわけじゃない。正子の亭主をずっとやれてるところは、褒めてもらいたいわけだ」

と言ったわけです。

 

それが白洲正子

 

白洲正子のおしゃれ: 心を磨く88の言葉

白洲正子のおしゃれ: 心を磨く88の言葉

 

 

「白洲好み」と言われるジャンルさえつくった、完全無欠の女王様でございます。

それもそのはず、遠くは宮家の血を引く家系。

才色に溢れ、白洲次郎ごときは、鼻にもかけない。

 

この人の一言で、相場が動くと言われた女傑です。

 

さて、その女傑が慕い続けた男、

それが青山二郎です。

 

この人を説明するのは難しいですね。

有名なところでは、朝鮮の李朝白磁は彼の「作品」と呼んでもいいくらいです。

今の日本の「骨董界」を構築したと言っても良いでしょう。

千利休の後は、青山二郎ってくらいのもんです。

 

ではなぜ、李朝白磁は彼の「作品」かといいますと、

彼が認めるまで、「朝鮮物」と呼ばれた民芸品である白磁は、

全く価値がなかったのです。

 

彼が作り出した「価値」なのです。

 

簡単に言うと、彼がまず二束三文で買い占め、

その美を褒め称える。

でも市場にはないので、どんどん暴騰する。

そこで売り逃げる。

一時期は、家一軒分で、やっと水差し一つ。

今は、同じものが、だいたい20〜30万円もしません。

 

こういうことを、若いときからずっとやってきて、

別に金に困ることもなかった男なわけです。

 

だれか友人から、ぐい呑を借りて帰る。

そして返さない。

返せ返せ、と言うと、元の持ち主に

「じゃあ、買え!」となるわけです。

 

しかも、とんでもない値段で。

また、相手も買うんですね。

 

「あの青山二郎が手元においた一品」

というだけで、とんでもなく価値が出るのです。

 

どういう人かは、こちらをお読みになったほうがいいかと思います。

 

天才 青山二郎の眼力 (とんぼの本)

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山師ってわけじゃない。

元々、お金持ちのボンボンです。

 

お金のためでもなきゃ、名誉でもなさそう。

わたしねえ、この人好きですよ。

 

そうですねえ、肩を並べられるのは誰でしょう。

笹川良一くらいじゃないでしょうか。怪物具合で行くと。

 

なに?笹川良一をご存じない?

それはいけませんねえ。

現、日本財団の生みの親で、競艇を作ったフィクサーです。

わたしが、一番すげえなと思うのは、あの川島芳子とヤッタってことですね!

男装の麗人・川島芳子伝 (文春文庫)

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 もうね、なんというか、世界史的な登場人物の、

愛欲と闘争の世界の住人ですよ。

 

青山二郎は、そのレベルの人なんですよね。

 

まだ、分からない?

うーん、じゃあ、またそのうちに。

 

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UCC 珈琲探究 ブルーマウンテンブレンド 200g

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