男、40歳を前にして、
昼寝から覚めたら、突然オートバイの免許が欲しくなった。
彼の名は「青陽舎さん」。
そんな日から、彼の人生に、
試練と課題が突き刺さり始めました。
その第3回目。
It's not too late! Really?
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発進して止まるだけでも怪しい私が、
次は右折左折です。
そもそも、多少は慣れたものの、
私はギアチェンジが怪しい。
今回の教習は、加速・減速、右左折。
ギューンと加速する、というのがまず怖い。
なんといっても音が怖い。
10キロで右左折、
直線で40キロまで引っ張って3速、
すぐに減速して2速。
書いていると、全く屁みたいに思いますが、
他とは違う、いい知れぬ恐怖。
どうしても40キロが出ない。
でも、「出せ」と仰る教官殿。
頑張って40キロ出しました、
出ました、
3速にギアチェンジも出来ました。
やればできるんですよ、やれればね。。
この辺は、若い人に嫌われようと、
絶対的に根性の話であります!
なんとなく慣れてきて、
ちょっと調子に乗ってしまうと、
出るんですな、悪癖が。
二十年乗っている原付の悪癖が出てくるわけです。
スクーターの癖で、思わず両足をつきたくなる。
これは我慢できるようになってきた。
問題はクラッチをうっかり放しちゃうヤツであります。
止まるものね、エンジン。
もう、こりゃ、コケル覚悟ですよ。
右足は絶対に降ろさない、
止まっている間は左手を放さない。
股を締める、つま先を閉じる。
スクーターの乗り癖がいちいち邪魔をしてきます。
どうやら私は、実に偉そうな姿勢でこれまで原付乗ってたんですな。
肘は伸びてふんぞり返った姿勢な訳です。
それが楽なんですけどね、
これを改めないといけない。
教官殿が「緊張して肘が云々」と。
ごもっともなんですが、これができない。
こいつは不味い。
そこで、普段スクーターに乗るときの姿勢から矯正を始めました。
こういうまじめさが大事なんですよ、みなさん。
右足は降ろさないよう。
坂道発進並みに左手は握むよう。
でも、肘は伸びてる。
足を前に踏ん張って乗っているようなんですわ。
だから、ハンドルが遠いんですよ、少し。
よって、肘がのびる。
人体の不思議ですなあ。
まったく、意識してないのに、そうなってしまう。
難しいものです、人間は。
おかしな形ですが、もう意識的にやるしか無いですね。
「おしっこ我慢」の姿勢です。
みなさんも、オートバイの免許を取得されるなら、
これはおすすめです!
次は同じ日に二時間の予約を入れました。
一時間でもヘロヘロなんですが、
急がないと感覚を忘れてしまう。
まるで感覚をつかめているような言いぶりですが、
どんどん詰めて、どんどん自分を追い込めば、
活路は見いだせるはず!作戦です。
ザ・精神論です!
その辺のチキンな小僧とは、肝の据わり方が違いますね。
オトナだし。
だけど涙が出ちゃう。
さて、この生まれたてのバンビのような私に、
次なる課題が。。
それは「バランス」
なんでしょうねえ、それは。
なにをやらされるんでしょう。。
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なるほど、おしっこ我慢。
足を内股にして、肘を曲げて、上半身をかがめて。
なるほど!
確かに天才ヴァレンティーノ・ロッシも
言われみれば「おしっこ我慢」姿勢であります。
小学生で、この姿勢でトイレに急ぐ子どもはいそうです。
さて、「バランス」とは、何をするのでありましょうか。。
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