人生初のトランジット。
さて、あの不思議な時間は、日常にはなかなかありません。
そこにいるすべての人が、エトランゼなわけです。
エトランゼを、
上品に訳して、旅人。
もしくは異邦人。
手っ取り早く言えば、
よそ者、通りすがりです。
空港という、かなり特殊な空間で、焚き火の男が見たものは?
さあ、アクセル開けて、ギヤもあげて行きましょう!
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ひとまずはタバコを吸いたい。
喫煙できる場所を探して空港内を歩いた。
この頃になると、さすがにオレも
「国境を超えた旅人」
として、なかなかいい風情がで始めている。
高級ブランドを取り扱う免税店が立ち並んでいる。
タバコを専門に扱っている店もある。
しかも日本で買うよりも安い。
おっと、忘れてはいけない。
オレの腕時計は日本時間のままだ。
いいねえ、この感覚。
オレは、異国にいる。
まあ、いわゆる、グローバルってやつだな。
このままウッカリ搭乗時間を間違えたりしてはシャレにならない。
時刻を合わせるために空港内に設置してある時計に目をやる。
んっ!?・・・おおっ!!
さすがというか、やはりというか。
空港内に設置してある時計はすべて
ROLEX
スバラシイ!
ナンカイロイロケタガチガウ。
搭乗ゲート近くで喫煙場所を見つけた。
ドバイ空港では分煙されてはいるが、
隅っこの方にこじんまりと喫煙ルームを設置したりはしていない。
フロアの中央に一店舗分ほどのスペースをドーンと使っている。
物質的ゆとりは寛大さに直結している
といういい見本だ。
「エリア」ではない。「ラウンジ」なのだ。
ドバイでは。。
一服を終えたオレは、せっかくなので免税店を見て回る事にした。
まだまだ時間はある。
まず目についたサングラスを扱っている店に入った。
膨大な数の高級ブランドの商品が陳列されている。
オレはお気に入りのレイバンのコーナーの前に立った。
おお、安いじゃねえか!
すると上品ないでたちの女性店員が近づいてきて
「Do you like Ray/Ban?」と。
さすがにこれくらいはオレでもわかる。
オレは知っている単語を総動員させ
「Yes. May I see it a little? 」と返した。
あっていたかどうかはわからないが
通じたようだ。
その直後、彼女はオレに
「Did you come from Thailand?」と。
これもモロにわかる。
覚悟はしていた。
オレは日本人には見えないのだ。
かといって、バタ臭い顔でもない。
強いて言うなら、東南アジアのゲリラ兵のような風貌なのだ。
やはり、身についてしまった殺気は消えない、危険な男なのだ。
フフフ。
おそらく家を出る前の数日間の山仕事で、
日焼けしていたせいだと思うけれど。
うん、そういう事にしておこう。
空港内は目にするものすべてがオレには新しく新鮮だ。
時間などあっという間に過ぎていく。
気が付けば搭乗手続きをする時間が迫っていた。
ふと外を見ると朝日が昇っている。
初めて見る異国での朝の陽の光。ドバイの朝日である。
さぁ搭乗の時間だ。
オレは二つ目の扉に向かってゆっくりと歩き始めた。
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いいですねえ。
もう、英会話にも動じていませんね。
ドンドン話すことが、最も大切です。
ただ。。
「Did you come from Thailand?」
と
「Yes. May I see it a little?」
についてですが。。。
まっ、いいですかね。
みなさんも、私が言いたいことに気づいてらっしゃるかもしれませんしね。
こまけぇこたぁ、いいんだよ!
これですよね!
大河ですもの!
でもさ、免税店の商品が安いのは「免税」だからということは、知っておいたほうがいいと思うの。
(多分まだドバイだと思うけど、つづく)
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