スロットで、同じのでたので、再度修行と。
いいでしょう、この殺伐とした視線。
この風格。
この姐さんが、ジーナ・ローランズです。
旦那の映画監督ジョン・カサヴェテスが、
我妻をカッコよく、
ひたすらカッコよく、
ただそう撮りたかったために作られた映画です。
その名作がこちら
シャローン・ストーンでリメイクされてますけど、
こっちは「やっちまった。。。」です。
グロリアがどういう映画かというと、まあ、ストーリー的にはねえ。。
ギャングの元情婦だった初老のオバサンが、行きがかりで仕方なく男の子を助けて・・・。
まあ、レオンの男女が入れ替わったと思っていただいてかまいません。
じゃあ、何を観るか?ですね。
こんなカッコイイオバサンいねえだろ!
これです。
これにつきます。
観ていると、実は本当はいるんじゃないかって気がしてくるんですよ。
もう、なんでも来い、ってドンパチ上等!
カチコミ当然。
いや、きっと存在してほしい、ある種の女神様なんでしょうね。
しかも全編に、ジョン・カサヴェテスの愛情が詰まってますから、
そりゃ、スキがないわけです。
それに、あの時代のニューヨーク知ってますけど、見事に描いてますね。
なんか汚い、ハードで、とてもカッコよく、とんでもなく物騒な!
梅雨の鬱陶しい季節に、グッとくるこういう映画。
きっと素敵な週末の午後になりますよ。
(夜でもいいんですけどね。朝じゃないとは思います)
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